成果を手にする為の夏休みの過ごし方!!(中学編)
1学期の成績が出て、結果(点数)だけ見て、
「何も考えずに塾の夏期講習に参加するというスタイルは、不合格一直線の勉強法なので、あまりオススメ出来ません。」
・塾の先生に言われるがまま夏期講習の授業を取りまくる
・塾のチラシを見て衝動的に夏期講習に申し込む
という行為は、残念ながら、その結果
夏休みが終わった9月頃に何も身についていないお子さんを責めてしまうことになります。
・親としては、子どもに何かを提案出来たような気がする (実際は子供の現状にマッチしてない押しつけ行為)
・子供としては、夏期講習に通うことで勉強した気になる (勉強したフリで満足)
という、互いの自己満足に成り立つ悪循環で危険だと思う。
毎年、本当に多くの中学生がこのパターンにハマっています。
と言われてる先生がいらっしゃります。非常に的を得た発言だと思います。
そうならない為の夏休みを「成果」に変える方法を紹介します。
ステップ1:苦手分野を紙に書き出す
・各教科の教科書の目次を見ながら、「これは復習が必要だな」と感じる単元をドンドン書き出します。
・過去の定期テスト(中間、期末)をチェックし苦手分野を書き出す。
例えば、(中2生を想定ます)
数 学:比例・反比例、資料の活用、連立方程式の利用(文章問題)・・・
社 会:室町時代、世界各地の人々の生活と環境・・・
理 科:水溶液の性質、光の世界・・・
英 語:三人称単数現在形、疑問詞、代名詞・・・
国 語:連文節、単語の分類、古典の世界・・・
この段階を子ども一人で出来るようなら、塾の必要はないかもしれません。普通は一人で出来ません。
ステップ2:実際に取り組む単元を3つ決める
書き出した苦手分野のすべてを復習するのは現実的ではないことが多いです。
1 実際に取り組む単元を3つ決めます。
2 短い時間で復習できるものから選ぶ。(時間がかかりそうなものは後回し)
3 まずはこの3つを完璧にする事だけを考えます。
4 例えば5日かけて、この3つの分野を完成させたとしたら、次に取り組む分野を3つ決めます。
そうやって、自分が苦手な単元を1つずつ克服していきます。
夏休みが終わったときに、「オレは(私は)この単元が出来る様になった。」と自信をもって言える自分を日々イメージして下さい。
ステップ3:復習に使う教材を決める
・学校の夏休みの宿題
・学校の教科書、問題集
・塾の問題集
・書店の問題集
・塾の夏期講座
など手段はたくさんあります。
どの手段で苦手分野を明確にして、それを1つ1つ潰していくのかを決め、実践して下さい。
夏休みはあっという間に終わります。有意義な40日間にして下さい。
親子で、このステップを実践出来れば理想的だと思いますが、中々難しいのも現実です。
無料のアドバイスも出来ますので、夏期講座にこだわらずにご相談ください。