
夏休みの勉強方法(中学 1,2年生の場合)
最も大事なことは、「1学期までの復習」です。まずは、夏休みの課題だけに絞り勉強を進めていきます。
遅くとも盆までに課題を終わらせます。
出来れば、もう終わっていればベストなのですが、皆さんはいかがでしょうか。
課題を速く終わらせるコツは、わからない問題をどんどん飛ばすことです。
一人で悩んでも解決出来る可能性は少ないです。飛ばして答えを見て覚える方がよっぽど成績に結びつきます。
ここでポイントです。
1、課題は1回解いて答え合わせをしたら終わりではありません。(最低3回解くことを前提としています。)
なので、1回目は、自分が出来る問題と出来ない問題をいかに早く区別するかにかかっています。(自分に正直に、うそはダメ)
2、答えを見ても理解できなければどうするか?(ここをごまかすといつまでたっても成績があがりません。)
「一人で悩むのではなく質問して答えを聞ける」この環境が整っていることが大切です!!
お父さんやお母さん、お兄ちゃんやお姉ちゃんに質問して答えてもらえれば一番いいのでしょうが、なかなか難しいです。
学校の先生に聞くのも勇気がいります。塾の先生や家庭教師に頼るのも仕方がないかもしれません。がお金はかかります。
ただ、この「わからない問題の壁」を克服できれば、必ず成績はあがります。これを自分自身で出来るようにすることが、小、中学校の勉強で最も大切なことの一つだと思います。
最後にワークを解くステップをまとめておきます。
1回目:答えを見ずに、課題を解く(わからない問題を見つける為。)
2回目:1回目に間違えた問題のみをもう一度解く
3回目:2回目に間違えた問題のみをもう一度解く
「わからない問題」を「わかる問題」に変える。これが出来る環境をつくる。
時間に余裕があればもう一度すべての問題を解く
以上、しっかりやり切れば、休み明けテストの高得点が期待できます。
「わからない問題の壁」を克服できる環境が、なかなか整わないようでしたら、ご相談ください。
当塾でも無料でしっかりサポート出来ます。
追伸:早く課題を終わらせようと思い、答えをうつすと逆に時間がかかります。最初にすべて答えをうつしてしまうと、今の時点で「わかる問題」と「わからない問題」の区別がつかなくて、2回目にまた、全部解かなければいけなくなります。「そんなことを言われても全部わからないよ。」っていう人もいると思いますが、それは勉強のしかたがまったく違いますから、機会があれば、また紹介します。