小学生が新中学生になったときに学校生活や授業のやり方が小学生の時と全く異なるため、
新しい環境(学習・生活・人間関係など)になじめず、不登校となったり、いじめが急増したりするなど
いろいろな問題が出てくる現象を指す言葉です。
中学生になると、勉強面では英語を本格的に学び始め、各教科にそれぞれ専門の先生がいて、授業の進め方も変わります。
授業内容は小学生のときよりも難しくなり、勉強習慣が付いていないと定期試験で得点しにくいため、
自分は馬鹿なんじゃないかと悩んだり、自信を失ったりする場合も見られます。
疲れて学校に行きたがらない、以前とは違って勉強をしたがらないなどの状況が見られたら、
ひょっとしたら「中1ギャップ」が原因かもしれません。
親としては心配やイライラが積もりますが、この時期はお子様にもストレスがかかっていることを理解いただき、
サポートしてあげてほしいと思います。
この時期は、うまく新しい環境に慣れて、毎日の生活ペースと、それに合わせた学習習慣をつけることが、
中間テストの結果につながると思います。